第4週の水曜日、10月23日にくまコン10月回スタートしました^^!

今日は雨でいつもと違う会場にも関わらず、たくさんの方にご来場頂き嬉しい限りです。

毎回恒例のアイスブレイクからスタート。
和気あいあいと意見を出し合う雰囲気で進んでいきました。

 

 

 

バスケットボーラーが新たに輝ける場を提供したい!/一般社団法人WINg kumamoto 小笠原晟一氏

 

熊本地震後、バスケットボールを被災した子どもたちに提供してきました。

 

今後より多くの熊本の人たちにバスケットボールを楽しんでもらうために、今年度から3×3の全国リーグに加盟し熊本から全国への足掛かりを提供していくことができるようになったいま、これから皆さんと一緒に3×3を盛り上げていく方法を考えていきたいと思っています。

 

バスケットボールができるコミュニティを1秒でも1回でも1箇所でも増やしていきます。

3×3はまだまだ知られておらず、これからのスポーツです。
SOMECITYも全国で開催されてこそいますが、認知はまだまだされていません。
熊本に根付き、熊本県民に愛されるSOMECITYを創っていきたいと思っています。

 

そのためにこれからどういうアクションをしていけばいいか、
そして、皆さんと一緒にSOMECITYを創っていきたいと思っているのでアイディアをいただけると幸いです。

 

テーマ/3×3を熊本で根付かせるためのアイディアを欲しい!

 

 

出たアイディア

 

【宣伝・広報活動】
・興味をもってもらう
(小中学校、高校の部活に行って宣伝をする)
・最終目標はオリンピック選考大会
・バスケといえばスラムダンク!イベントを実施する(コスプレ)
・動画、youtubeの活用(OBとの試合、アニメ化)
・裾野を広げる(Jr.リーグ、OB/OGに育成)

 

【場づくり】
・商店街に移動式会場をつくる
・プロの3*3を見せる場づくり
・ヴォルターズの試合でのパフォーマンスやエキシビジョンマッチ、パブリックビューイングでMCのすごさを見せる

 

【仕組み・コラボ】
・ドラフト会議
・複合イベント、マルシェ化(バスケ以外の人口も増やしていく、酒やファッション・MCや食べ物など)

 

 

やはりOB/OGを増やしていくことはとても大切ではないのだろうか。大人になると野球よりサッカーはハードに感じる人が多い中で、5人制はしんどいが3人制であれば年配でも楽しめる仕掛けづくりができるのではないか。

アニメ化や漫画化を通してまちづくりを行っていくアイディアも。
地域にスポーツが入っていく仕組みを作っていくために、複合イベントや商品開発に繋げるアイディアもでました。

 

 

小笠原さんから

 

今回はたくさんのアイディアを頂き、本当にありがとうございました。
僕たちだけでは出なかったアイディアがたくさんあり、実現していきたいなと思いました。
特に、食や商品とのコラボや複合イベントのアイディアはとても勉強になりました。
個人的にはドラフト会議はとてもいいなと思ったので、実現したいと思っています。

 

 

 

身近に花のある生活をつくりたい!/熊本花き地方卸売市場花商組合 事務局長 田口慶尚氏

 

2022年春に開催される都市緑化くまもとフェア、九州生花商団体連合会熊本大会と今後熊本市で花きをより感じ楽しみ、全国に発信していく機会が予定されています。

 

しかし花きの栽培面積、出荷量等は年々大幅に減少しているのが現状です。

 

花があることによる心豊かな生活をより広げていくために、今後の取り組みを皆さんと考えていきたいと思っています。

 

まず、いきなりですが質問です。最近、いつ花を買いましたか?

 

お花は案外見ている様で見ていないことが多く、気づいていないことが多いと思います。

 

今日はお花のことを思い出しながら、議論ができたらいいなと思い、参加者の皆さんにはお花を1輪プレゼントさせて頂きました。

 

 

テーマ/身近にお花のある生活をつくるには?

 

【イベントや体験】
・他業界とのコラボイベント
・8月7日花の日プロジェクト
・子供が参加しやすいイベント
・体験イベント、花農家トークセッション・勉強会
・生産者と花屋と消費者をつなぐツアー
・花を身近に感じてもらう(イベント等)
・花の文化を学機会
・サクラマチ、熊本城ホールにTGCのようなアピールできるものをつくる
・緑化フェアの市電の芝ゾーンを花へ(生花商組合熊本大会と一貫性を持たせる)
・野花に触れ合う場(レンゲ・菜の花・はちみつなど)
・お花にちなんだコンテスト(動画・アイディア)
・フォトスポットをつくる
・花屋の技術を見せる(ハーバリュームの教室)

 

【花の販売促進】
・花の定期便(花のある日常生活・展示会)
・どこでも花が買える(コンビニ)
・花瓶の無料配布

 

 

イベントや体験を通して花と触れ合うハードルを下げていき花を好きな人をもっと増やしていく・インフルエンサーにしていくのは大切なのではないだろうか。
お花のある生活より近くしていくために、花瓶を配るというアイディアはとても素敵でした。マーケティングで言われる「スープを売りたければパンを売りなさい」ということと動議であり、お花のある生活を近くしていく工夫が必要なのではないかという意見もでました。

 

 

田口さんから

 

今日は貴重なご意見ありがとうございました。

今回、色々なご意見を頂いたので全部やる気持ち、もっとやる気持ちで取り組んでいかないと普及には繋がらないと感じています。
本来ならば組合や業界で、お花を使ったプロモーションを行ってていくべきで、それを行っていなかったからここ20年この業界は右肩下がりだったと考えています。

今日いただいた様なアイディアを実現・継続していくことが大切で熊本がお花で溢れる街にしていきたいと思っています。

皆さんの生活の中にもお花を取り入れていただくことで気持ちや生活の充実に繋がっていくといいなと感じています。

今回は70名の皆様にご来場頂きました〜!!

 

 

毎回恒例のアイスブレイク、今回のテーマは「口に線を2本足してできる漢字の数」をチームで競いました。とても盛り上がっていました!笑

 

 

(1)全ての人に優しいクリスマス村を作りたい!
クリスマスマーケット熊本実行委員会:荒木真吾氏

 

 

熊本に新しい冬の風物詩を!

10年先へ続く冬のお祭りを目指して。

 

昨年2018年冬開催時には初開催にも関わらず、5日間で約9万人を超えるお客様のご来場を記録。

 

「熊本に10年続く冬の風物詩をつくろう」というコンセプトのもと、2018年にスタートした「クリスマスマーケット熊本(通称:クリクマ)」。5日間で9万人以上の方にご来場いただいた昨年から、規模も内容も大幅にパワーアップして、第2回目となる今年も、12月上旬の開催を予定しています

 

WEBサイト/

クリスマスマーケット熊本 | CHRISTMAS MARKET KUMAMOTO

 

 

 

 

 

私たちは他の地域のクリスマスマーケットをただ真似するだけでは終わりたくないということで、「優しいクリスマス村」をともにつくってくれる「サンタ」を募集したい!

 

優しい「クリクマサンタ」を千人つくりたい!

完全なバリアフリーにすることは難しいがそこに集う人たちがどんな人にも優しくできる「ハートフリー」な空間を作りたい。

 

 

なぜ優しい村づくりか?

 

ー去年東京から手伝いに来てくれた車椅子ユーザーの子を受け入れ、ホテルへの受け入れ環境が万全ではなかったことを受けてより強く感じるようになったそう。

 

 

テーマ/①優しいクリスマス村をつくるためにあなたが具体的にできるアクションは? ②クリスマスクレドの項目を一緒に考えて欲しい。

 

 

・ハートフルな楽しいクリマをつくるために、あいさつも「ありがとう」にする。国際交流。

→声を掛け合う仕組みをつくる

 

・プレゼント交流があるといいのではないか?

 

・クレドに自分が何かをすることについて書いてあるが、してもらったことに目をむける。

 

会場で発見した優しさ、受けた優しさを共有するツリー(コンセプトをみんなでつくりあげる)「優しさクリスマスツリー」

 

・車椅子ユーザー目線で会場までのアクセス自体が優しくない。(線路など)

サンタの格好で段差のある場所で補助を手伝うなど?

→優しいクリスマス村のエリア的概念。

 

 

(2)まちの動きを知るならまずココをつくりたい!/くまもと・まち魅力向上協議会:布田喜久氏

 

 

 

2018年に「まち・魅力向上協議会」が発足し「ひとそだて」事業として、まちなかの情報を集約したWEBサイト「KUMAMOTOPICS(クマモトピックス)https://kumamotopics.com/」を開設しました。

 

 

月に1回メンバーが集まって、「運営委員会」を実施し、イベント情報やお店の情報などを集約したり、インスタグラムで委員会メンバーが随時イベント・グルメ・お店などの情報を掲載しています。

 

熊本の「まち」に代々続く熊本人らしさを世代間問わず分かち合い、多様な人々が分け隔てなく交流できる場としての「まち」の魅力を創造し、発信していく活動を行なっています。

 

 

布田さんの思う熊本市中心市街地「まち」の魅力と課題、KUMAMOTOPICSを通して実現したいこと。

 

 

魅力

・「歴史」と「新しさ」の融合
商店街としての歴史の長さ 100 年以上続く店の存在。新しい店、空間が常に生まれている街

 

・1 年を通してたくさんのイベントが開催されている
商店街主催、地域のイベント、上通・下通・新市街アーケード内の各イベント 白川夜市、個店ベースの魅力的なイベント

 

・熊本のまちをささえる、まちで頑張る個性豊かな「まちびと」の存在
お客様に愛される老舗店のベテランショップ店員、若手の人気ショップ店員、商店街活動や地域活動に尽力されている商店街関係、地元の方

 

課題

・全国チェーン店が増える一方で地元の店が少なく、空き店舗も増えてきている
→ まちとしての個性、特色が失われてきている

→ 郊外ショッピングモールとの競合

 

・アクセスや公共交通機関、駐車場が不便

・情報発信

 

 

実現したいこと・目指すべき姿

もっと多くの方に「熊本のまち ならではの魅力」を知ってもらえるような魅力的なサイトにしたい。そのためには、「まちに行きたい!」「まちで働きたい!」と思ってもらえるようなコンテンツ充実と認知度アップによる来街者アップ、にぎわい創出が必要だと感じている。

 

また、商店街関係者が主体となって運営している WEB サイトということで、まちなかの情報を発信する数多くのサイトと比べて 信ぴょう性の高い情報、信頼できるサイトとしての価値を高めていきたいと思っている。

 

目の前の課題としては、「どれだけ多くの方を巻き込めるか」「運営費用をどう賄っていくか??」がある。 

 

 

テーマ/①載せるべき情報は?②みなさんに見てもらうためにやるべきことは?

 

【方針・対象】

・組合員と非組合員の枠を取り去る

・対象を明確にする(県外?インバウンド?)

 

【仕組み・コラボ】

・不動産業界、くまバリとのコラボ

・芽が出てないユーチューバーでCMをつくる(活躍の場を提供)

・スタンプラリー

・店にチラシやQRコードの設置(ポイントカード、サイトにも連携させる)

・アプリの製作(駐車場の情報などを掲載する)

・裏路地ツアー(子供向け、観光客、転職や転入)

・いまあるコンテンツをチャッチーにする

・便利・お役立ち情報の発信(クーポンなど)

・昼トピ、人トピ、夜トピ、カフェトピなどライフスタイル別でカテゴリをつくる

・リアル(商店街)とWEBサイトとの連動

・駐車場からの導線を安全面で強化する

・バリアフリーやトイレや子供の遊び場の情報

・お店や会社の歴史や想い

 

【店、商品、歴史】

・こだわりの商品や街でしか買えない商品

・お店の個人史、歴史+特典

・熊本の歴史や方言を説明する

・入りづらい店ランキング(あくまでもお客さん目線で)

そもそも商店街の組合員かそうじゃないかではなく、みんなで商店街を盛り上げていく必要性のお話や、コンテンツのアイディアやコラボレーション、リアルとWEBを繋げるような取り組みに関するアイディアが出てきました。

 

 

くまコンの感想

 

優しいクリスマス村をつくるための、とても面白い、視野が広がるようなアイディアをたくさん頂き、とてもいい時間になりました。これから今日出たいろんなキーワードを元に具現化していきたいと思っています。

具体的にどのアイディアを実現するかは、会場にきてみてのお楽しみにしたいと思うので、みなさんぜひ、遊びにきてください。

 

 

色々なワークショップに参加する機会がありましたが、今回もとても色々なアイディアをもらうことができて勉強になりました。

この内容を運営メンバーにも共有して「まちの動きを知るならまずここ!」と言われるようなメディアに育てていきたいと思いました。

 

 

色々な立場の方々が集まっているこの場だからこそ出てくるアイディアがあることをより実感する会になりました。

 

「バリアフリー」や「国際交流」などの視点が多く挙げられていたのは前回・前々回のプレゼンターのみなさんのご参加やお話を聞いた方々の影響が少しでもあるのではないかととても嬉しく思いました。

 

ここで生まれたアイディアが具現化されるのがとても楽しみですね。

 

これからも、積極的にどんどんお話ししていきたいです!

8月28日(水)にくまコン8月会を開催しました!

雨が降っていましたが、今回は約50名の方にご参加いただきました。

 

 

 

アイスブレイクも慣れてきた方も多いようで、和やかな雰囲気でした♩

 

 

今回も高校生の皆さんもご参加してくださいました…!色々な立場の方にご参加頂けて嬉しい限りです☆

 

 

フリフル(水野佑亮氏)「食品ロスを削減したい」

 

 

 

 

農産物の規格外商品を多くの人に食べてもらい、食品ロスを削減していく取り組みを現在実施中。今回は、中心市街地で食品ロスを削減していく取り組みを皆さんと考えたいとご登壇くださいました。

 

 

フリフルとは?

 

furifuru.com

 

「食品ロス=まだ食べられるのに廃棄される食品」の削減を目指す日本最大級の農業系のWEBメディア。

 

本来なら廃棄されるはずの規格外品を生産者さんから買取り、その商品が消費者に抽選で当選した消費者に届くシステムで運用されています。

 

 

規格外の野菜がもったいない!

 

 

 

 

食品の廃棄が日本だと634万トン。

規格外の商品を流通させることで農家さんの所得向上に繋がります。

 

最初は半信半疑の農家さんが多く、怪しがられることが多かったそう。現在では全国の農家さんの農作物を買い取っており、現在会員数は2年で4万人。

 

食品ロスの一番の問題は「家庭での食べ残し」だそうです。

 

 

食品ロスについて、もっと多くの人たちに知ってもらうためのアイディアを一緒に考えてもらいたい

 

 

 

 

 

出たアイディア

 

<イベント>

・カレーとしての提供+興味(詰め放題イベント)

・収穫→闇鍋

・廃棄予定の野菜で収穫祭

<食育を含めた提供>

・産地見学エコツーリズム

・加工品にする(ジュース)

・詰め放題

・家庭用レシピ、料理人の声

・給食

・流通先の確保(給食、子ども食堂、フードドライブ)

・子供向け教育(体験、ツアー)

・マップ作成(情報発信)

 

<PR、情報発信、啓発>

・クラウドファンディングを実施し飲食店のクーポンを発行することでPRユーザーを囲うことができる。

・規格外品だけのお店(お惣菜や加工品にして)

・啓発活動

・誰でも売れる販売所

・規格内と規格外を並べ、需要があるか数値化

・SNSでの発信

・家庭向けレシピの配信

 

<加工>

・海外をマーケットにフリーズドライ

・加工する(天日干し、発酵など)

・利用法の拡大、加工品(ジュース、ジャム、ケーキ)

・加工業者との連携

 

 

見えてきた課題・気づき・総評

今回のイベントでフリフルについて初めて知る方も多くいらっしゃったので、啓蒙活動にも積極的に取り組んでいくことが大事なのではないか。

また、啓蒙活動をする中でも自分ごとにしてもらう取り組みをしていくことが大事。
農業体験やイベントを行うことでより自分ごとにしてもらうことに効果があるのではないか。

情報発信はSNSなどを活用して具体的な数値を出していくとより効果的に周知可能になるのでは。

 

 

 

 

くまバリ(高橋尚子・中川 氏)「心のバリアフリーを進めたい!」

 

高橋さんは高校生の頃の交通事故で車椅子ユーザーに。全員が生きやすい社会を目指して熊本バリアフリープロジェクトをスタート。心のバリアフリーを進めていくためにはどうすればよいか皆さんと考えたいとのことでご登壇くださいました。

 

 

くまバリの目的は、「バリアフリーが当たり前の社会」にすること。

 

くまバリの目的は、バリアフリー情報をあらゆる方法で発信し考える・知ってもらう機会をつくることでバリアフリーが浸透し「バリアフリーがあたりませの社会」にすることが目的で活動を行なっています。

 

また、バリアフリーは大きく二つのバリアが存在すると実感しています。

 

1)ハード面のバリア
物理的なバリアのこと。

段差・坂道・階段など行動を物質的に妨げる「目に見える障害」のこと。
また他にも制度上のバリアなども存在します。

 

2)ソフト面のバリア
心のバリアのこと。
健常者とサポートユーザーで心理的なギャップが生じ、様々なバリアが発生します。

 

 

 

 

 

健常者は特に「バリアフリー」について普段生活していると意識しないのではないか。

それぞれが「心のバリアフリー」の解を持ってもらうことが大事だと考えました。

 

 

心のバリアフリーを進めていくにはどうすればよいか?

 

 

 

 

出たアイディア

<イベントづくり>

■体験型

・まずは体験(小さい時に1日体験、ホームステイ)

・体験イベント(教育機関など)

・車椅子を体験するイベントの実施(学校行事、買い物ゲームなど)

■企画

熊本城マラソン車椅子部門

・中心市街地パラスポーツイベント、音楽やアート

・サンキューフラワー

・店舗の認定制度

 

<環境づくり>

・手伝いがしやすい環境づくり

・バリアフリーについて考えるイベントや機会を作る

 

<意思改革>

・バリアに気づく感度を高める

・サポートユーザーのしたいことを叶えてあげる

・心のバリアフリーを広い視野で(トランスジェンダー教育etc)

・実行力 人に任せず動いてみる

・見える化(声の掛け方がわからない)

 

<周知方法>

・「サポートできます」や「します」といったバッチやステッカーの配布

・みんなに広まるようにWEBだけでなくSNSを利用

・行きたい店や観光地にバリアフリーの印をつけておく

 

 

 

見えてきた課題・気づき・総評

 

心のバリアフリーを起こしていくための心の連鎖を起こしていくことがポイントになってくるのではないか。

ここに参加した皆様が実際に実行していくことが大切。

いますぐにできる事としては、ステッカーを貼るなどして、周りの方にもこの活動を伝えていくことが大事なのではないか。

 

 

 

プレゼンターさんに感想を聞いてみました。

 

 

フリフル(水野佑亮氏)「食品ロスをなくそう!!」

 

初めて聞くアイディアも多くありました。

農家さん目線に立って活動をしているのですが、飲食店の話や家庭での話を聞くことが今までなかったので勉強になりました。

飲食店だと形がバラバラなのを嫌がってたりするから、なるべく正規の形の物を仕入れるようにしていると聞いてやはりそこにも課題があると感じ、もっと工夫していけるところだと思いました。今回の意見を持ち帰り、今後の活動に繋げていきたいと思っています。

 

 

 

 

くまバリ(高橋尚子・中川 氏)「熊本を日本一のバリアフリー大国に!全員が生きやすい社会を!」

 

バリアフリーについて皆さんに考えてもらういいきっかけになりました。

普段みんながバリアフリーについて考えていることも知れてよかったです。

改めて、イベントを通していろんな人に活動を知ってもらうのは大事だと思いました。

 

具体的に、サンキューフラワー(お手伝いをしてくださった方へお花をプレゼントする取り組み)は広まっていくと声を掛けるきっかけになるのでいいなと思いました。

 

今日挙げてもらった意見は個人単位での実現は難しいかもしれないけれど、たくさんの人の力を借りながら実現していけそうだと感じ、啓蒙活動は積極的に行なって行きたいと思っています。

 

心のバリアフリーからハード面のバリアフリーはまた違った課題で、街全体や行政への働きかけが大切になってくるので、ハード面のバリアフリーも良くしていけるように協力者を増やして行きたいです。

 

 

 

次回のくまコンは…!

 

・「(仮)全ての人に優しいクリスマス村をつくりたい!」

 クリスマスマーケット熊本実行委員会:荒木真吾氏

 (https://xmas-kumamoto.com/

 

・「(仮)まちの動きを知るならまずココをつくりたい!」

 くまもと・まち魅力向上協議会:布田善久氏

 (https://kumamotopics.com/

 

荒木さんと布田さんのお二人です!

図らずも、中心市街地ど真ん中で活動するお二人がプレゼンターを努められます!

昨年はじまったクリスマスマーケットも、更に進化を見据えているようです。単なるイベントではなく。街の文化をつくるような存在になりそう!!

これを機に、中心市街地や商店街活性化、イベントなどによる地域づくり、クリスマスマーケット自体に関わりたい!興味がある!という方、ぜひぜひお越しください♪

申し込みについては、下記のイベントページ詳細よりご参照ください。

7月24日(水)にくまコン7月会を開催しました。

今回のブログでは、イベントの様子をレポートします。

毎月第4水曜日に開催しておりますので、ご参加をお待ちしております♩

 

約70名の皆様にご参加いただきました!

 

 

今回はプレゼンターが高校生ということもあり、高校生の参加者も。

 

プレゼンター#1 「制服交換パレードがしたい!」〜信熊本信愛女学院高等学校女子高生サミット実行委員会〜

信熊本信愛女学院高等学校女子高生サミット実行委員会

11月開催予定の女子高生サミットの前に、身の回りの男女格差の問題を感じてもらう為の取り組みとして制服交換パレードを企画しています。

 

医学部入試女子一律減点問題をきっかけに「男女格差」について考えるように。

医学部入試女子一律減点問題をとおして、下記の事が不安になったのがきっかけです。

 

「女子だから」という理由での入試の点数減点
 ⇒医学部を目指すクラスメートがいる私たちにとって他人事ではない

 ⇒この先どういう気持ちで進学を目指せばいいのかと不安になった。

「女子だから」という理由で未来の可能性が小さくなってしまうのか?

 

変えなければならないのは制度だけでしょうか…?

 

大人たちは今まで何かを変えるために多くの制度を作ってきました。

 

しかし、本当に変えなければならないのは本当に制度だけでしょうか?

制度を変える前に私たちの根底にある意識をかえることが必要だと考えます。

 

ある高校で制服の自由選択制がとりいれられても、女子はスカート、男子はズボンとこれまでと変わらなかった事例がありました。

 

周りや自分自身の環境や意識に、幼い頃からの教育によって形成されてきた意識を変えなければならないと考えました。

男女の立場を入れ換えてみることでお互いの立場を理解し、意識を変えるきっかけにしたいから「制服交換パレード」

 

9月末日に熊本市の中心市街地にて、男女の制服を交換してアーケードを練り歩く「制服交換パレード」を開催予定です。

男子学生と女子学生の制服を交換し、互いの立場を体験することにより、異性を思いやり、尊重できる環境・心を育むことを目標にしています。

 

 

 

くまコンの全員全力ブレーンストーミングのテーマはコチラ。

テーマ/どうやって意識を変えていくか、当日着る制服と参加者の集め方・どうやって意識を変えていくか、当日着る制服と参加者の集め方のアイディアが欲しい!

 

 

個人で考える時間を取った後に、3〜4人のグループになって意見を出し合います。

 

 

 

出たアイディア

 

ーPRー

・知ってもらうことが大事(SNS)
→制服交換オリジナルPV制作(何をしたいのか?プロモーションビデオ)をつくって出す。
→男女だけでなく、おばあちゃんが制服着てもいいんじゃない?
→これらをアップしていくことで、敷居がさがっていく

・「自分も参加していいかな?って思いやすい」それが伝わるPVや写真をアップしていく

・テレビでデモンストレーション流してもらう

 

ー集客ー

・(男性集客どうするか?)カップルで参加を促す、高校総体等も終わるので、野球部とかノリのいい男子に部活単位で参加してもらう

 

ー企画ー

・サミットで、男性のみ、女性のみの特徴を整理する

・制服を来て、ミスとミスターコンテストをする
→参加者を増やすためにも

 

・野球部の制服を女子が着るなど、展開を広げる
特典をつくる!
→ずっと続くような仕掛けや、イベントだけで終わらない仕掛けを

 

ー運営ー

・寄付金サイトやクラウドファンディングの活用

・スポンサー/協賛企業をつける

 

ー制服の収集ー

・大人からも借りる!(和装とかも!)

・制服を集めるのではなく、参加者が調達してくる

・卒業生が寄付するリサイクルバザーで制服を集める

 

ー意識を変えるためにー

・入れ替わる日をつくる
1日くらいはがまんできる。それだけでなく、日ではなく、ウィークの方が本当のきつさが理解できるんじゃないか?

 

 

 

見えてきた課題・発見・具体的にどうしていくといいのか?

 

参加してもらいたいと思うためには、「いかにハードルを下げるか」ということが重要。イベントの内容だけじゃなく、主催者の声(開催の背景など)を伝えていく「社会に向けた発信」をすることも大切。

ただパレードに参加して、イベントが楽しかった成功したということよりも、「意識を変えるため」には1日なのか?

 

 

プレゼンター#2 「外国人に伝わっていない熊本の魅力を発信したい!」〜ランジャン ムケシュ氏〜

ランジャン ムケシュ氏

 

インド出身。バス会社のインバウンドTourismの為に海外営業戦略し、外国人向け多言語サイト・決済システム、ブログ等を企画している。

 

熊本に住み始め、たくさん魅力があるにも関わらず、発信できていないと感じ、ブログを開設。

 

 

Travel Kumamotoのブログを開設したきっかけ

travel kumamoto

https://travel-kumamoto.com/

 

2018年4月に転職で熊本へ引っ越しをしました。

そこで気付いた事は、熊本の水は100%地下水で、「野菜・果物・肉」など食べ物がめっちゃくちゃ美味しい。

熊本の人の心が暖かくて、優しい。

ただ、私には熊本の観光、おすすめのレストラン、交通機関などについてあまりにも情報がなかった。せっかく、熊本にはたくさんの魅力があるのに、PR不足でもったいないと思いました。

Travel-Kumamotoは2018年に熊本を観光したことをきっかけに立ち上げました。

Travel-Kumamotoは【観光地、交通機関、温泉、ホテル、グルメ】等について外国人向けブログのサイトとしてスタートしました。最初は英語のみのサイトであったが、現在ではフランス語も追加しました。

 

外国人に伝わっていない魅力を発信したいが、自分自身で熊本の全ての情報が手に入らないことが課題。

 

実際にサイトを立ち上げたが、

どうやって情報を得るのか?
どうやって仲間メンバーを探す?
熊本のPRしたいコミュニティが分からない?
熊本の魅力を伝えたい同朋が欲しい。
おすすめの観光地や遊ぶ場所や外国人にオススメしたい食事やレストランの情報が乏しい。

と感じているので、

外国人にオススメの観光地やレストランの情報をこの場を通じて得れたらいいと思っている。

 

 

テーマ/外国人におすすめのレストラン・観光地を教えて!

 

 

 

 

出たアイディア

ー食ー

・ディープな穴場スポット
・米焼酎
・レストラン(阿蘇たかなラーメン/馬ホルモン焼き/馬ホルモン煮込み)
・熊本化された中華料理
・久木野そば道場
・陶芸
・グリーンティラボ
・ピュアリー

ー場所ー

・熊本城
・山鹿温泉
・日奈久温泉
・五家荘 民宿(いろり/かっぽ酒/田楽)
・大江・崎津天主堂

ーイベント・アクティビティー

・県内の花火大会まとめ
・八代花火大会
・人吉ツアー(球磨川下り/グルメ/焼酎)
・阿蘇ツアー(温泉/赤牛/ソフトクリーム/そば/景色/ドローン)
・阿蘇草原BBQ(普段立ち入れない米塚近くの草原で特別なBBQ)
・草原ドローン散歩(立ち入れない草原の中を鳥になって飛んでもらう)
・西原村の「こと」体験(西原村店情報※映像の提供地下水保全の取り組み)
・道の駅特集(ロードサイドステーション)
・阿蘇神社/牛深ハイヤ/玄島

ー情報ー

・SNSマーケティング(インスタ映え/インフルエンサーツーリズム/ラーメン)
・学生団体と協力しSNSの運用
・食べ物と交通情報をセット(足がないとどこにもいけない)
・外国の方を中心とする熊本市内の「発信者」と阿蘇のエリアのプロジェクトのキーマンで観光情報発信のための「新しい」プロジェクトを動かす
・阿蘇・西原・南阿蘇のプレイヤーが情報を発信し、世界へ発信する

 

 

見えてきた課題・発見・具体的にどうしていくといいのか?

熊本の観光地やレストランの情報など、ランジャンさん自身がまだまだ知らないことが多いので情報収集を行っていくことが大切。

情報が集まってもそれを発信する仲間がいないのでいろんな人(例えば学生団体や地域に住む外国人の方や地域のプレイヤー)に協力してもらいながら活動していくといいのではないか。

外国人の方は特に足がないとどこにも行けないので、観光地やレストランの情報に「交通情報」をセットにして発信していくとよいのではないか。

 

 

 

 

プレゼンターさんにくまコンの感想をお聞きしました!

 

信熊本信愛女学院高等学校女子高生サミット実行委員会

色々な世代の人たちの色々なアイディアに刺激を受けました。

3人で話しているとアイディアが出なかったり、広がらなくなってしまっていた。

例えば、制服だけでなくユニフォームを交換するアイディアは出た事があったが、違うかなと思って諦めてしまっていたがくまコン意見が出てきたことで、いいんだと思う事ができた。

自分たちのやろうとしていることを発信する事で、活動を応援してもらえたり興味を持ってもらえて嬉しかった。できないと決めつけていたのでやってみてよかったです。これからこの活動を通して多くの人を救えるといいなと思っています。

次回のくまコンも参加者側で参加をしてみたいと思いました。

 

 

ランジャン ムケシュ氏

 

 

熊本に来て、色々な人(学生~社会人)と大人数で交流する機会が少なく「もっと情報が欲しい」と思っていたので交流ができてとても嬉しかったです。

くまコンで意見をいただいた、イベントとレストランの紹介はブログで取り上げていきたいと思っています。

また、情報収集や一緒に熊本では国際交流の場が足りていないと感じているので、イベントを行ってみたいと思うようになりました。

 

 

 

 

 

信愛女学院の皆さんとランジャンさん、プレゼンターお疲れ様でした。

プレゼンターの2組からは、普段意見交換をすることがない層からのご意見を頂けたことがとても勉強になったとの感想や、自分たちの活動に自信を持って取り組むきっかけになったとの感想を頂けてとても嬉しく思いました。

「制服交換パレード」については、本来の目的は「男女の違いについての意識を変えること」であるので、今回の意見でも上がっていたようにイベントだけで終わるのではなく「どう意識を変えていくのか」の工夫や活動が重要になってくるのではないかと思いました。

普段、真剣に「男女格差」について向き合うことがない人たちも多くいると思うので、「どうしてこのイベントをやりたいと思ったのか?」の背景の部分をSNSなどを通して発信していくことで1人でも多くの人に向き合ってもらえたらいいなと思いました。

ランジャンさんの活動について、WEBメディアの運用において、ご本人も課題に感じていらっしゃる「情報収集」と「情報を発信する仲間づくり」が活動においてとても大切であることを感じました。海外から観光に来た、来る予定のある外国人の方々にとって有益な情報を少しでも多く発信していくことが大切なのだと思いました。また、情報が集まっても定期的に継続的に発信していくことが重要なWEBメディア、現在ランジャンさんはお一人でこの活動を行っていらっしゃるので素敵な仲間と、より「濃度の高い熊本の情報」を読み手に発信していくのを楽しみにしています。

普段関わることのないような今回のプレゼンターの皆さん。ご参加下さった皆さまも、普段考える機会が少ないテーマについて身を乗り出していきいきと意見を出して下さっていたのが印象的でした。